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「感謝しなきゃ」が苦しい日は、無理にいい人にならなくていい

ノートの前で考える女性と「感謝しなきゃ。それが、苦しい日」の文字。

「感謝しなきゃ」と思うほど苦しくなる日は、感謝できる理由を増やす前に、今の本音を確かめてみてください。ありがたいと感じることと、つらかったことを認めることは、一緒にあってかまいません。感謝を、自分の気持ちを黙らせる言葉にしないためのコラムです。

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恵まれているのだから、と話を終えない

住む場所がある。食事ができる。気にかけてくれる人もいる。それなのに、不満を持つなんて。そんなふうに、自分の話を途中で止めていないでしょうか。

恵まれていると思えることがあるのは、嬉しいことです。でも、それがあるから、仕事の負担や人間関係の寂しさが消えるとは限りません。別々のことを、一つの点数にまとめなくていいのです。

食事がおいしかったことと、昼間の一言がつらかったことは、同じ日に起きます。どちらも本当なら、どちらも置いておけます。よかったことを探すために、つらかったことを消す必要はありません。

自分より大変な人がいる、と考えることもあるでしょう。その人への想像力は大切にしながら、自分の困りごとまで相談できなくしない。比べる相手を探し続けると、自分の順番がいつまでも来なくなります。

感謝が、よい人でいるための仕事になる

毎日、感謝したことを書く。誰かにありがとうを伝える。そういう習慣を楽しめるなら、続ければいいと思います。ただ、書くことが見つからない自分を責めるようになったら、一度、目的を見直したい。

本当は腹が立っているのに、学ばせてもらったと書く。本当は断りたかったのに、頼ってもらえてありがたいと締める。気持ちが追いついていないなら、その言葉は今の自分の声ではないのかもしれません。

見せるための感謝を増やすより、まだ感謝する気になれない、と自分の中では言っておく。その正直さがあれば、後から気持ちが変わったときも、その変化をそのまま受け取れます。

感謝に向かうことを諦める話ではありません。言葉だけ先に完成させて、自分を置いていかない話です。心が動く順番を、あまり急がせないでいたいのです。

ありがたい相手にも、断っていい

お世話になった人からの頼みは、断りにくいものです。以前助けてもらった。その恩は覚えている。でも、今回の予定は厳しい。こういう場面で、恩知らずにはなりたくない、と自分を追い込んでしまうことがあります。

受け取った助けへの感謝と、今できることの範囲は、別々に伝えられます。以前のお礼を言い、その上で今回は難しいと話す。相手の反応まで望み通りにはできませんが、自分の事情を隠したまま引き受ける以外の選択はあります。

ありがとうと言ったら、今後ずっと何でも受け入れる契約になる。そんな扱い方をすると、感謝の言葉そのものが重くなります。

感謝は、受け取ったものを認める言葉です。自分の都合や限界を、全部差し出す言葉にしなくていい。相手に対しても、自分がしたことへのお礼を、次の承諾と引き換えにしないでいたいですね。

癒しの時間には、本音の居場所を作る

スピリチュアルな学びの中で、感謝を大切にする考え方に出会うことがあります。それをどう暮らしに生かすかは、自分でも確かめていけます。教わった言葉を、自分に厳しくするためだけに使わないことです。

レイキを学んだ方が、自分に手を当てて少し静かに過ごす。その時間に寂しさや不満が浮かんでも、よい感情に変えなければと急がなくていい。今の気持ちを聞く時間として、無理のない範囲で使ってみてください。

それは、レイキによって感謝が生まれるという効果の話ではありません。自分をいたわるために取った時間へ、また採点を持ち込まないということです。

疲れた日は疲れた。嬉しかったこともあるけれど、今日は寂しい。そのくらい混ざった返事が、自分の実感に近い日もあります。整わないままの言葉を、少し残しておきましょう。

お礼と困ったことを伝える場面あります。二つを分けて話せば、感謝を取り消さずに、相談したいことを言葉にできます。

小さな「ありがとう」が出てきたら

大きな出来事でなくても、ありがたいと感じる瞬間はあるでしょう。待ってくれた人がいた。話を最後まで聞いてもらえた。必要なものを貸してもらった。その気持ちが出てきたら、短く伝えればいいのです。

感謝する対象を無理に探すより、実際に受け取って嬉しかったことを言う。何に助かったのかを添えれば、立派な文章でなくても伝わります。

そして、何かをしてもらって嬉しい自分も、大切にしてください。すぐに同じだけ返さなければと焦っていると、受け取る時間が通り過ぎてしまいます。お礼を言って、今日は受け取る。その順番でよいこともあります。

感謝できなかった日を、感謝できた言葉で塗り替えなくていい。今日の気持ちを知った上で、明日また、人と関わっていけばいいのです。

口にしたありがとうが、自分の中でも嘘ではない。その小さな一致を、数の多さより大事にしてみませんか。

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この記事を書いた人

2000年ごろから、レイキヒーリングをやっています。
レイキ講師として何年もレイキを教えて、その中でチャネリングや、サイキックも教えていました。人は基本原理があって、それに従ってやれば大抵はできるようになります。ただ、自己否定や、被害者意識等がある場合、それらがスピリチュアルの微細な感覚を止めてしまいます。そこから、メンタルのケアを行うようになりました。多くの人のメンタルケアを通して、そこにも原理があり、原因を見つけてそれをケアすることで変わることがわかっています。多くのメンタルケアは、いい言葉を浴びせ力づけて、いい気持ちにすることであまり気にしなくはなります。でも、実際には微細な恐れは、本来の自分に気づくのを恐れ、無意識に拒否を指定しまいます。スピリチュアルは微細な感覚を大事にしてそれを受け取ることがよく言われますが、その根底である微細な感覚が取れないのでは、発展させることができません。それら全体の流れを見ながら、スピリチュアルの能力開発を教えてきます。

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