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スピリチュアルを学ぶほど、自分の気持ちが分からなくなるとき

本を閉じて窓を見つめる女性と「学ぶほど本音が遠くなる?」の文字。

スピリチュアルを学んでいるのに、自分の気持ちが前より分からなくなった。そんなときは、学んだ言葉で気持ちを説明する前に、自分が実際に何を感じているかへ戻ってみてください。知識を増やすことと、自分を知ることは、いつも同じ方向に進むとは限りません。

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本音より先に、正しい言葉が出てくる

嫌だと思った瞬間に、これは学びだから、と言い直す。腹が立ったら、感謝が足りないのかもしれないと考える。寂しいと言いかけて、執着を手放そうと話を終える。

どの言葉も、役に立つ場面はあるでしょう。ただ、いつも自分の感情を訂正するために使っていたら、本音は口を開く場所を失います。

学ぶ前は、嫌なものは嫌だと分かっていた。今は、嫌だと思ってよいのかを確かめないと、自分の気持ちを受け取れない。知っている言葉が増えた分だけ、自分から遠くなっているなら、使い方を見直す余地があります。

自分の感じ方が正しいかどうかを、教わった言葉に毎回判定してもらう必要はありません。感情があることと、その感情に従って何をするかは、分けて考えられます。

起きたこと、感じたこと、意味づけを分ける

約束が変更になった。残念だった。自分は大切にされていないと思った。この三つは、つながっているようで、同じものではありません。

変更があったのは出来事。残念なのは自分の気持ち。大切にされていないというのは、そこから考えた意味です。相手に事情を聞いていないなら、その意味が合っているかはまだ分かりません。

スピリチュアルな解釈も、この意味づけに加わることがあります。縁が切れる合図だ、何かに試されている、といった受け取り方です。それを自分の考えとして持つことはできますが、出来事の唯一の説明と決める前に、確かめられることを確かめたい。

まず何があったのか。それをどう感じたのか。ノートに別々に書くだけでも、自分の気持ちを説明の陰から出しやすくなります。うまい文章にせず、短い言葉で十分です。

分からないまま、選べることもある

この出来事にはどんな意味があるのだろう。考え続けて、日常の判断が止まってしまうこともあります。理由がすべて分かるまで、断れない。自分の課題を理解するまで、その場を離れられない。

でも、今は負担が大きいから予定を減らす、という判断に、壮大な説明は必要ありません。相手との縁の意味が分からなくても、今日は連絡を休むと決められます。

これは学びを否定する話ではありません。学びを使う自分の生活に、判断する余地を残す話です。意味を探す時間も、買い物や食事や睡眠と並んで、一日の中に収まるくらいであってほしい。

教えの通りに受け止められない日があっても、急いで自分を修正しない。なぜ引っかかったのかを、そのまま考えることも学びになります。

自分の感覚は、身近なところから聞ける

本当の自分という言葉を大きく考えると、簡単には見つからない気がします。けれど、今日何を食べたいか、誰と会いたいか、今は静かにしていたいか。こうした好みも、自分についての情報です。

人に勧められたものを、気が進まないまま選んでいないでしょうか。よいとされる過ごし方を続けながら、本当は別のことがしたいと思っていないでしょうか。違和感は、すぐに消すべき邪魔とは限りません。

レイキを学んだ方は、静かに手を当てる時間に、何を感じるべきかというお手本を少し脇に置いてみる。今ある感覚を聞いて、その意味を急いで決めない。レイキの時間を、自分を採点しない練習の場として考えることもできます。

特別なメッセージを受け取らなくても、今日は早く帰りたいと気づくなら、その希望をどう扱うかを考えられます。暮らしに戻ってからの小さな選択まで、大切にしたいのです。

学びを、自分の言葉で言えるか

誰かの言葉を借りることはあります。最初はそれでいい。でも、それを自分の暮らしに置き直したとき、何をすることなのかが分かるでしょうか。

自分を愛するなら、今夜は何を変えるのか。手放すなら、何を続けるのをやめるのか。答えが出なければ、教えを増やす前に、一つの言葉としばらく付き合ってみてもいいと思います。

本を閉じた後、印象に残った言葉を、自分の日常の言葉に直してみるのも一つの方法です。難しい表現を外したら何も言えなくなるなら、まだ理解の途中なのかもしれません。それを認めて読み直すことは、学びを後退させることにはなりません。分からなさも大事な気づきです。

教えてくれる人に質問できるか、自分の疑問を話せるかも大切です。納得できない感覚まで未熟さとして片づけず、分からないところは分からないと言う。そのやり取りの中で、自分に合う学び方も見えてきます。

知っている言葉の数より、その言葉を使って、自分の暮らしを少し選びやすくなったか。そこを確かめてみてください。

今、何を感じていますか。教わった答えを探す前の、その短い返事から始めていいのです。

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この記事を書いた人

2000年ごろから、レイキヒーリングをやっています。
レイキ講師として何年もレイキを教えて、その中でチャネリングや、サイキックも教えていました。人は基本原理があって、それに従ってやれば大抵はできるようになります。ただ、自己否定や、被害者意識等がある場合、それらがスピリチュアルの微細な感覚を止めてしまいます。そこから、メンタルのケアを行うようになりました。多くの人のメンタルケアを通して、そこにも原理があり、原因を見つけてそれをケアすることで変わることがわかっています。多くのメンタルケアは、いい言葉を浴びせ力づけて、いい気持ちにすることであまり気にしなくはなります。でも、実際には微細な恐れは、本来の自分に気づくのを恐れ、無意識に拒否を指定しまいます。スピリチュアルは微細な感覚を大事にしてそれを受け取ることがよく言われますが、その根底である微細な感覚が取れないのでは、発展させることができません。それら全体の流れを見ながら、スピリチュアルの能力開発を教えてきます。

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